【子供は観ちゃダメよ】『サイレント・ナイト悪魔のサンタクロース』

皆さま、夏バテしていませんか？　一足お先に、クリスマス気分を味わうなんていかがかな？　コワ～いサンタクロースと一緒に･･････

悪い子にはおしおきだ！　残酷なサンタクロース・ホラー『サイレント・ナイト悪魔のサンタクロース』が、いよいよ７月16日（土）より開催される映画祭、「カリコレ2016」内にて公開です。暑さでグダっているあなたも、その恐ろしさに背筋も凍ってしまうはず。

『サイレント・ナイト悪魔のサンタクロース』のあらすじ

クリスマス・イブを迎えたウィスコンシン州の田舎町。休暇中の女性保安官オーブリーのもとに、「当直のジョーダン保安官が行方不明で人手が足りない」と、所長から急な出勤要請が入った。

仕方なく出勤したオーブリーは、「空き家から異臭がする」との通報を受け、現場へ急行。すると、そこには変わり果てたジョーダンと不倫相手の遺体が･･･。時を同じくして、モーテルの一室で、男女がポルノの撮影中に惨殺される事件が発生。残されたビデオカメラには、サンタクロースの恰好をした殺人鬼の姿が映っていた。

その後も殺人事件が相次ぎ、クリスマス・パレードが開催中の平和な田舎町が一変する。犯人究明を急ぐオーブリーは、懸命な捜査の末、被害者らの元に届けられた共通する手がかりを見つけ出すのだが･･･。

原作は80年代の名作カルト

本作は、80年代カルト・スラッシャーの名作『悪魔のサンタクロース／惨殺の斧』のリメイク。『悪魔のサンタクロース／惨殺の斧』は、５作品もシリーズ化されるほどの人気作なのだ。

公開当時の全米では、サンタクロースを殺人鬼に見立てていることから、PTAや宗教団体から猛烈な抗議を受け、上映禁止が続出したのだそう。『スクリーム』、『ラストサマー』、『ソウ』などに影響を与えたともいわれる伝説的名作が、新たな脚本、そしてオリジナルをはるかに超えた過激なゴア描写満載で、日本上陸だーーー！

オマージュも忘れずに

監督は、『ゾンビ･トランスフュージョン』や、『ホーム･アローン』のハードコア版と言われる『キッズ･リベンジ』などで知られるスティーヴン・C・ミラー。オリジナル版へ敬意を払い、随所にオマージュを散りばめたニクい演出で、量産されるリメイク・ホラーとは一線を画した仕上がりになっているのだとか。

また、犯人を追う保安官役を、「シン･シティ」シリーズのジェイミー･キングと、言わずと知れた不朽の衝撃作『時計じかけのオレンジ』のマルコム・マクダウェルが演じています。

映画『サイレント・ナイト悪魔のサンタクロース』は、「カリテ・ファンタスティック！シネマ・コレクション2016」内にて公開です。

監督：スティーヴン・C・ミラー
脚本：ジェイソン・ロスウェル
出演：マルコム・マクダウェル｜ジェイミー・キング｜ドナル・ローグ｜エレン・ウォン｜ブレンダン・フェア

原題：Silent Night／アメリカ・カナダ／英語／カラー／94分
配給：トランスワールドアソシエイツ

上映スケジュールはこちら
８月５日（金）10:30～／８月15日（月）16:00～／８月17日（水）21:15～
※詳しくは、劇場公式サイト（qualite.musashino-k.jp）にて。