このたび、「1年に12時間だけ全ての犯罪が合法になる世界」を描いた、禁断のエクストリーム・スリラー『パージ』(原題:The Purge)、そしてその続編となる『パージ:アナーキー』(原題:The Purge: Anarchy)が、今夏連続公開することが決定しました!
タイトルになっている「パージ」とは、人々の生活を裕福にするため、そして安全を維持するために政府が定めた「1年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる」法律のこと。なんと恐ろしい・・・!
こちらのとんでもなくワイルドな法律により、国民たちは思い思いの一夜を過ごすことに。1年の間に溜まった「怒り、憎しみ、恨み」を解放し、ここぞとばかりに殺人や犯罪に走ったり、はたまた命を狙われ逃げまどう羽目になったり、ひたすら息をひそめて身を隠したり・・・。もちろん、「パージ法」が有効な12時間中は、警察・消防・医療などの救急サービスは全て停止。警察官やお医者さんも、この時ばかりは自分の命を守るのに必死なのでしょう。
気になるストーリーは?
■ 1作目『パージ』の主役はイーサン・ホーク
イーサン・ホークを主演に据え「パージ」開始後にターゲットとなっている男を、家にかくまってしまった家族の運命を描きます。
■ 2作目『パージ:アナーキー』は、キャストを一新
『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』のフランク・グリロ主演。「パージ」発令後に逃げ遅れた夫妻と母娘、そしてとある目的を持った男が行動を共にし、無法地帯となった街を舞台に生き残りをかけた壮絶な戦いが描かれます。
実際にペルーには、クリスマスに殴り合いの喧嘩をして、1年の間に溜まった「怒り、憎しみ、恨み」を解き放ち、わだかまりのない新しい年を迎えよう! という「けんか祭り」なるものがありますが、本作「パージ」は、わだかまりをなくすどころか相手をなくしちゃおう! という、「けんか祭り」のさらに上を行くお祭り・・・なわけですね。何度考えてみてもやっぱり怖い。
製作陣もすごい!
そんな恐ろしすぎる法律を題材に「映画を撮ろう!」なんて考えちゃったのは、どこのどなたでしょう? 『パラノーマル・アクティビティ』のジェイソン・ブラムと、『トランスフォーマー』のマイケル・ベイです。この最強タッグにより送り出された本作は、全米熱狂の大ヒットを記録! 『パージ』は全米初登場No.1、『パージ:アナーキー』は全米TOP10に2週にわたり入るほどの熱狂ぶりだったとか。
その熱狂は、2014年のハロウィーンに、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、そしてユニバーサル・スタジオ・フロリダに、本作の世界観を再現した特別エリアを期間限定オープンしちゃったほど! ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも、期間限定オープンしたらいいなぁ・・・と妄想を膨らませつつ、サバイバルガイドでも読みながら、公開を楽しみに待ちましょう。
『パージ』は7月18日(土)より、『パージ:アナーキー』は8月1日(土)より、TOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開。《TOHOシネマズ日劇では「日劇スリルナイト」と題し、レイトショーでの上映です。》
監督・脚本:ジェームズ・デモナコ
製作:ジェイソン・ブラム|マイケル・ベイ
出演:イーサン・ホーク|レナ・ヘディ|アデレイド・ケイン|マックス・バークホルダー
2013/アメリカ/85分
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STORY
12時間を生き延びろ。
1年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる“パージ”の日。ジェームズ・サンディン(イーサン・ホーク)は妻、娘、息子とともに“パージ”の夜を完璧なセキュリティの家で平穏に過ごすはずだった。しかし、“パージ”開始直後にターゲットとなった一人の男を家に匿ったことで、暴徒と化した市民から一家全員の命が狙われてしまう。緊張と狂気に満ちた12時間が今、始まるー。
監督・脚本:ジェームズ・デモナコ
製作:ジェイソン・ブラム|マイケル・ベイ
出演:フランク・グリロ|カルメン・イジョゴ|ザック・ギルフォード|キエレ・サンチェス
2014/アメリカ/103分
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STORY
最恐の12時間再び。
年に一度の “パージ”の日。とある夫婦は帰宅途中、車のタイヤがパンクし、逃げ遅れてしまう。そして、貧しい母娘は何者かに拉致されそうになったところ、武装した一人の男に助けられる。この夜、男は息子を事故死させた犯人に復讐を誓っていた。それぞれの思惑が交錯する中、5人は無法地帯となった街で協力し、生き残りをかけて脱出を試みるのだが…。そして明かされる“パージ”の秘密とは―。