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今までにない! ユニークな超常現象ホラー『ホーンテッド・サイト』

ホーンテッド・サイト ホラー ジェームズ・ワンから「SAW ソウ」シリーズを受け継ぎ、日本では、AKB48の主要メンバーが出演したドラマ『CROW’S BLOOD』の製作総指揮を務めた経験も持つダーレン・リン・バウズマン監督。

そんなバウズマン監督が手掛けたホラー映画『ホーンテッド・サイト』が、ヒューマントラストシネマ渋谷とシネ・リーブル梅田で開催中の「未体験ゾーンの映画たち2017」にて上映中です。(ヒューマントラストシネマ渋谷は3月21日(火)~)

『ホーンテッド・サイト』は、“呪われた屋敷”という古典的な題材を用いながらも、卓越した映像とオリジナリティ溢れるストーリーで話題のホラー。今回は、作品のあらすじと共に、バウズマン監督のインタビューをお届けいたします。

『ホーンテッド・サイト』のあらすじ

ホーンテッド・サイト ホラー 新聞社の不動産記者として働くジュリア・タルバンは、最愛の姉と甥を惨殺されて以来、悪夢にうなされるように。ある日、真相を解明すべく姉の家を訪れたジュリアだったが、そこは転売され、殺人現場となった部屋が取り除かれていた。

元恋人で刑事のグレイディと調査を続けるジュリアは、やがてニューイングリッシュの深い森の中にある屋敷へとたどり着く。しかしそこは、殺人現場を延々とつなげて作られた不気味な屋敷で・・・。

ジュリアはその屋敷から、姉と甥、とらわれた無数の魂を救おうとするが、そこはより邪悪な場所へとつながる入口に過ぎなかった。

ヒロインが美しすぎる!

ホーンテッド・サイト ホラー 本作の制作プロダクションであるRadical Studiosは、トム・クルーズ主演のSF大作『オブリビオン』や、ドウェイン・ジョンソン主演の『ヘラクレス』などの制作を手掛けながら、本、CD、ゲームなどの制作も行う、マルチメディアカンパニー。

また、主人公ジュリアを演じるのは、2009年、米ピープル誌の「世界で最も美しい女性」に選ばれたジェシカ・ロウンズです。バウズマン監督は、彼女にどのような印象を持ったのでしょう? その答えは、インタビューの中に!

ほかにも、登場するキャラクターのこと(少々ネタバレを含みます)や映画作りのこと、来日時のエピソードなどを披露してくださったバウズマン監督。下記にて、インタビューをお届けいたします。それでは、どうぞ!

バウズマン監督インタビュー


※本インタビューは、少々ネタバレを含みます。

—この作品を製作することになった経緯を教えてください。

ダーレン・リン・バウズマン監督(以下/バウズマン監督):元々“呪われた屋敷”が舞台の映画を作りたかったのですが、今までに観たことのない、ユニークでオリジナルなコンセプトの映画を作るにはどうすればいいかと考えたときに、逆転の発想で、その屋敷を作る過程を描いたらどうかと思いついたんですね。そして、その屋敷を作るために部屋を探していくというアイディアに辿り着きました。

—米ピープル誌の「世界で最も美しい女性」に選ばれたこともある主演ジェシカ・ロウンズの印象は?

バウズマン監督:『デビルス・カーニバル』(12)でも一緒に仕事をしました。その時は単なる知人といった感じでしたが、この作品を作るにあたり、美しくて1950年代風のルックスを持った女優を求めていたところ、彼女が候補として挙がりました。

セリフが1950年代風で、話し方が特徴的なので、女優として難しい映画だと思うんですよ。現場で読み合わせをしたのですが、彼女は思っていたとおりにやってくれましたね。一緒に仕事ができて運が良かったと思います。

—ジェベダイア・クローンは悪役ですが、彼なりの目的を持って、計画を実行していて、完全には否定できないと思いました。このキャラクターはどのようにして生まれたのでしょうか?

バウズマン監督:完全な悪人を描きたかったのではなく、彼がやっていることに何か意味合いを持たせたかったんです。なぜこんなことをしているのか、それは家族の為なんです。

私も息子がいますが、子供のためなら何でもするという考えなので、彼が家族を助けるためにやっているという点には共感できます。なので、いつもキャラクターを考えるときは、白黒はっきりさせるのではなく、グレーな部分を残して描くようにしています。その方が魅力的に見えると思いますね。

—ジェベダイア・クローンのどこに魅力を感じますか?

バウズマン監督:家族に対する愛情、家族のためなら何でもやるというところでしょうか。家族を救いたいと地獄と現世を行き来して、それが50年、100年かかったとしても、家族のために行動するところが彼の魅力だと思いますし、私自身、父親として、また夫として共感できますね。

—監督が今後、家族のためにしてあげたいことはありますか?

バウズマン監督:息子のためなら何でもします。今は欲しいおもちゃや服をプレゼントして、いい学校に行けるように一生懸命働き続けたいと思っています。それだけ息子が与えてくれるものは多いし、自分もそれに返したいという思いがあります。すごくモチベーションを高めてくれますね。

仕事に関しては、自信をもって息子に見せられる映画を作りたいと思っています。子供向けではなくて、大人向けのおとぎ話。今まではホラー寄りの映画を作ってきたので、息子と一緒に観られる映画を撮りたいですね。

—ホラー作品で演出する際に何か心がけていることはありますか?

バウズマン監督:作品によって違いますが、一貫して言えるのは、キャラクターを理解することですね。ジェベダイアがなぜそういう行動に出るのか、ジュリアがなぜそういう反応をするのか、それを完全に理解しないと演出もできない。また、キャラクターもそうですが、役者が考えていることを理解した上でないと撮影に入れないので気を付けていますね。

—何度か来日されていますが、日本の印象は?

バウズマン監督:日本は大好きですが、一番好きな場所はゴールデン街です。『CROW’SBLOOD』(Hulu にて配信中)のプリプロで来日した際に一人で歩いていて、“デスマッチ”という名前のバーにふらりと入ったんです。バーの外には映画のポスターが貼ってあって、そこに惹かれて入ったのですが、ビールを飲んでいてふと右を見たら、『ソウ3』(06)のポスターが貼ってあったんです。

そこでバーテンに、「これ僕が監督したんだよ!」と言って自分の写真を見せたところ、興奮してくれて、ビールを何杯も奢ってくれました。ポスターにサインもしましたね。嘘みたいな体験で、とても印象的でした。

—ほかに来日時のエピソードはありますか?

バウズマン監督:ある日の撮影終了後、Huluのプロデューサーに東京駅まで送ってもらい、「これだ!」と思う電車に乗りました。本当は20分程度で降りる予定だったのですが寝てしまい、40分後に目が覚めたんですね。やばいと思って車掌に聞いたのですが、何を言っているのかわからず、とにかく座っていなさいと言われているのだけは伝わりました。

実は、乗った電車は新幹線。しかも逆方向に向かっていたのです。その後、新幹線で2時間かけて東京駅に戻り、正しい電車に乗って帰るという、大変でしたが楽しい経験でした。

—東京の印象は?

バウズマン監督:東京はどこに行っても違う雰囲気があります。心が落ち着く静かな場所だと思ったら、次の瞬間、人に溢れ、色に溢れ、頭が混乱するような渋谷の街並の中にいたり。また、ゴールデン街や秋葉原も全然違うし、狭いながらも色々な雰囲気を味わえる街だと思います。究極のリアリティゲームの中に自分がいる感覚ですね。今度は東京で映画を撮りたいと思っています。

—日本のファンに向けて、メッセージをお願いします。

バウズマン監督:この作品を支えていただき本当にありがとうございます。また、僕の作品だけではなく、全てのホラー映画、ホラージャンルを支えていただき感謝しています。ホラー映画というのは、ファンが劇場に行き、レンタルしてくれることで成り立っているジャンルだと思うので、そういう意味でもすごくありがたいことだな、と感じています。ぜひまた日本に行って作品を撮りたいと思います。

作品情報

ホーンテッド・サイト ホラー

映画『ホーンテッド・サイト』は、3月21日(火)より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、3月5日(日)より大阪・シネ・リーブル梅田「未体験ゾーンの映画たち2017」にて上映です。

監督:ダーレン・リン・バウズマン
出演:ジェシカ・ロウンズ「新ビバリーヒルズ青春白書」|ジョー・アンダーソン『ホーンズ 容疑者と告白の角』|リン・シェイ「インシディアス」シリーズ

配給:ハピネット
公式サイトwww.happinet-p.com/hauntedsite
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