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【生き返るのは死ぬより怖い】禁断ホラー『ラザロ・エフェクト』6月公開

ラザロ・エフェクト 「もし、死者を生き返らせることができたら・・・」という、皆さんも一度は想像を巡らせたことがあるでしょう“死者の蘇生”を題材にした絶叫ホラー映画『ラザロ・エフェクト』が、6月11日(土)より新宿バルト9ほかにて全国公開となります。

なんと驚いたことに、本作を手がけたのは、日本の寿司職人を追ったドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』で知られるデヴィッド・ゲルブ監督なのです。お寿司の次はホラーだぜ。

『ラザロ・エフェクト』のテーマは?


本作のテーマは、実際に古くから世界中で報告されている死者の復活「ラザロ徴候」(脳死と判定された患者が、自発的に手や足を動かすこと)。医療の発展に繋がると信じた研究者チームは「死者の蘇生」を成功させたのですが、彼らは生き返った人間が死の間に“何を見て”“何を体験したのか”ということについては、想像してもいませんでした。

そして、やがて死後の世界から呼び戻された人間の、死ぬよりも恐ろしい“死のその先の恐怖と力”を目の当りにするのです。

『ラザロ・エフェクト』のあらすじ


死者を蘇らせることができる“ラザロ血清”の研究のさなか、メンバーのひとりゾーイが不慮の事故で感電死してしまう。悲しみに涙をこらえきれない婚約者のフランクは、仲間の制止をふりきりラザロ血清をゾーイに投与。彼女は奇跡的に息を吹き返すが、フランクの腕を掴み、彼にこれまで見たことのないような鋭い視線を向けるのだった。

そしてゾーイは、生前とは明らかに様子が変わっていた。その異変に気づき不気味がる研究者たちに、ゾーイはその圧倒的な力を持ってひとりひとりに刃を向いていく。果たして、死んだ人間を蘇らせることは良いことなのか? 生き返った人間が地獄を見続けているとしたら・・・・・・?
ラザロ・エフェクト 本作の見どころのひとつは、“「死者の復活」という禁断の領域に挑んだ科学者たちが味わう恐怖”と共に、“生き返った人間が体験する恐怖”を双方向から捉えているという点。今までにない観点から描くホラー映画、これは要チェックですぞ。

さらに、物語のほとんどが彼らの仕事場である“研究室で繰り広げられる密室劇”であることも、本作の恐怖を倍増させるポイント。

製作陣もすごい!


『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』『パージ』や、昨年大ヒットした『セッション』など次々とヒット映画を生み出しているブラムハウス・プロダクションズとタッグを組んだ本作! なんと、全米初登場5位のほか、全世界28カ国初登場トップ10入りを果たし、世界中で大ヒットを記録した作品でもあるのです。

ゲルブ監督は本作について、「人間をこの世に蘇らせるというコンセプトを、徹底的に掘り下げるアイディアがすごく気に入った」と語り、「蘇るまでの間、いったいどんな体験をするのだろう? 蘇った時、以前とは何が変わっているだろう? そして、潜在的に何を持ち帰って来るのだろう? 若い科学者たちは、患者や愛する者たちに希望を与えようというところからスタートするけど、自然の法則をもてあそぶことには恐ろしい影響があることに気づくんだ」と、見どころについても解説。自然に逆らってはいけないのですね・・・・・・。

ラザロ・エフェクト


戦慄のホラー映画『ラザロ・エフェクト』は、6月11日(土)より新宿バルト9ほかにて全国公開です。公開をお楽しみに!

製作:ジェイソン・ブラム『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』
監督:デヴィッド・ゲルブ『二郎は鮨の夢を見る』
出演:マーク・デュプラス|オリヴィア・ワイルド|ドナルド・グローヴァー|エヴァン・ピーターズ|サラ・ボルジャー
配給:クロックワークス 提供:日活

2015年/アメリカ/シネマスコープ/83分/原題:THE LAZARUS EFFECT

STORY
研究者フランクと婚約者のゾーイたち研究者グループは「死者を蘇らせる」ことができる「ラザロ血清」の研究に日夜没頭していた。ある日、実験の最中にゾーイが事故で感電死してしまう。悲しみに駆り立てられたフランクは研究員の制止を振り切り、ラザロ血清をゾーイに投与して彼女を死の淵から蘇らせることに成功する。しかし、復活に喜ぶのも束の間、ゾーイの身体に様々な異変が起こり始める。死からの再生という禁断の研究に足を踏み入れた研究員たちを襲う恐怖と絶望のなか、我々は死ぬよりも恐ろしい“死のその先の恐怖”を目撃する―
公式サイト:Lazaroeffect.com
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