あらゆる常識を凌駕する驚愕のラブリー・モンスター、ここに誕生―
「お○りから飛び出して、お○りに戻る」前代未聞の帰巣本能を持つカワイイ奴!
密かに話題沸騰中の『バッド・マイロ!』が、遂に日本にやってくる・・!!
ある日突然、お尻の穴からモンスターが生まれた!?
その名も“マイロ”!主人公の腸腫瘍から生まれたともあって、その見た目はまさにホルモンにでっかい目を貼りつけたよう・・・。まるで生まれたての赤ん坊のようなしわしわ具合。どことなく『バスケットケース』のお兄ちゃんを彷彿とさせます。そして何より結構デカい。これがお尻から出てくるなんて、想像しただけで結構しんどい。お産をお尻からするようなもんです・・。
そのカワイイ見た目とは裏腹に、とっても凶暴なマイロ。
宿主である主人公のストレスの原因となる人を、次々と襲って行くのです!そのストレスにより自分は生まれたというのに・・。マイロは主人公の中に眠るもう一人の自分、いわゆる分身みたいなもの。主人公とマイロは、切っても切れない関係なのでしょう。主人公とマイロの関係がどうなっていくのか、気になります!
このように「パパのために!」と殺人を犯すマイロは、やっていることは惨酷だけれどなぜだか憎めない・・!甘えん坊でわがままで、心はピュア!凶暴な殺人モンスター、なのにカワイク思えてしまうのです・・!
そのうえマイロくん、この時代にあえてCGを使わず特撮で造られ、動いているというのです。そんな懐かしい香りにも注目です。
主人公こと、下痢に悩まされるマイロの生みの親・ダンカンを演じるのは『なんちゃって家族』のケン・マリーノ。可愛くしっかりもののヒロインに、『運命のボタン』『エンド・オブ・ザ・ワールド』のジリアン・ジェイコブス。
そして『ラストスタンド』『ファーゴ』等のピーター・ストーメアが心理カウンセラーとして登場するほか、『ゲットスマート』『テッド』のパトリック・ウォーバートンが主人公を悩ませる最悪の上司を演じています。
監督は、ショートフィルムなどで活躍する新進気鋭のジェイコブ・ヴォーン。モンスターと人間の交流を、『グレムリン』『E.T』にも通じるハートウォーミング感動作として描き切っています。
ストレスや怒りが具現化するというテーマは、デイヴィッド・クローネンバーグ初期の傑作『ザ・ブルード/怒りのメタファー』も思わせる本作。
古今東西、数或るモンスター映画の中でひときわ異彩を放つ、イボ痔生まれ(?)のモンスター“マイロ”が大活躍!大好きなパパのために、パパにストレスを与える者たちに対し、 時にするどい牙をむき出しにして暴れ、時にその愛くるしい瞳をうるませて甘えるそのギャップに誰もが釘付けになること間違い無し!
映画『バッド・マイロ!』は、12月20日(土)より新宿武蔵野館にてクリスマス&お正月レイトショーです!
ちょっと怖くて、かなり笑える、最後はまさかの感動!“キモカワキュート”なマイロが日本をフィーバーする!!
監督:ジェイコブ・ヴォーン
出演:ケン・マリーノ『なんちゃって家族』、ジリアン・ジェイコブス『運命のボタン』、
ピーター・ストーメア『ファーゴ』、パトリック・ウォーバートン『テッド』
配給:カルチュア・パブリッシャーズ、武蔵野エンタテインメント
2013 /アメリカ /ヴィスタサイズ /原題:Bad Milo /85分 /R15+
超イヤミな上司、窓際ならぬトイレへの左遷、変人の父親・・・不運続きのダンカンのストレスは極限に達し、しばしば原因不明の猛烈な腹痛に襲われて記憶を失う。同じ頃、彼の周りでは凶暴な動物に襲われたような、奇妙な惨殺事件が続いていた。ある日催眠術師の助けを求めたダンカンは、そこで、自分の腹痛と怪奇殺人事件の恐ろしい繋がりを知ることに。なんと自分の肛門から、まるで腸のような奇妙な生き物が飛び出し、ダンカンが気絶している間に、ダンカンのストレスの原因となる者を次々と襲撃し、また肛門に戻っているらしいのだ。想像を絶する状況に唖然とするダンカンだが、徐々にその生き物に愛着がわきはじめ<マイロ>と名付け、二人で暮らし始めるのだが・・・
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