ホラサスDAYS

『オオカミは嘘をつく』イラスト展示であの人の才能が爆発!?

昨年の第18回釜山国際映画祭にて、クエンティン・タランティーノ監督が「今年のナンバーワンだ!」と大絶賛し、大きな話題となっている、映画『オオカミは嘘をつく』。

本作は、海外での公開時に様々なイラストのポスターが各国で制作されており、創造性を駆り立てられる内容にインスパイアされたアーティストたちの思い思いのポスターが非常に話題となっていました。まずは、そんな海外アーティストたちの、アイディアに富みパワー溢れる作品を多数ご紹介します。
BBW海外ポスター◆映画祭用ポスター
BBW海外ポスター◆UKポスター
BBW海外ポスター◆スペインポスター
BBW海外ポスター◆北米ポスター
BBW海外ポスター◆イスラエルポスター

全て同じ映画のイメージなのに、作り手によってこんなにも描き方に違いが出るのですね。皆さんの頭の中を覗いているようで、何だか不思議な気持ちです。

そして、なんと日本でも同様の呼びかけを試みたところ、イラストを生業としている著名人から、「絵が上手い」と噂の芸人さんまで、幅広く多岐にわたった趣向で描かれた、珠玉のイラストおよびコメントが到着したのです!
とってもたくさんのコメントと素敵なイラストが届いていますので、併せていくつかご紹介します。中には隠された意外な才能が爆発している方も・・・。「え!?あの人ってこんな絵を描くんだ!」と、思わずその才能にびっくりしちゃうかも。
BBW日本イラスト◇デハラユキノリさん
BBW日本イラスト◇もう中学生さん
BBW日本イラスト◇川島邦裕さん(野性爆弾)
BBW日本イラスト◇レイザーラモンHGさん
BBW日本イラスト◇エスパー伊藤さん
BBW日本イラスト◇やくみつるさん
BBW日本イラスト◇倉田真由美さん
BBW日本イラスト◇花くまゆうさくさん
BBW日本イラスト◇辛酸なめこさん

日本のものは、描き手の皆さん自身が作品全体に表れていて、個性がどどど~ん!と伝わってきますね。自分らしさ全開!

なんとこちらの作品たち、皆さんも生で見ることができるんです!11月22日(土)の公開に先立って、11月15日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町にて、イラスト展示が行われます。あの著名人、あの芸人さんの作品を、生で見られる大チャンスです!皆さんのインスピレーションに満ちた個性あふれる作品たちが飾られ、劇場も華やかに色づくことでしょう~。

<著名人コメント>

酷い展開!と言いながら、めちゃめちゃ心に残るんですよ。ドーンとくる名作です。
――岩井志麻子さん(作家)

一体、誰が「悪」で、誰が「オオカミ」で、誰が「嘘」をついているのか?
冒頭のかくれんぼのシーンから、エンディングまで、もの凄い緊張感! 最後の最後まで一瞬たりとも、気が抜けない。全ての登場人物に気が許せない。
「クエンティン・タランティーノ大絶賛!」それだけは「嘘」ではなかった。

――小島秀夫さん(ゲームデザイナー/「メタルギア」シリーズ監督)

この映画は、全編、ブラックユーモアの塊である。意地悪い諧謔と捻れたサスペンスが、見ている者を不安の渦に引き摺り込み、精神を歪めていく。
――二階堂黎人さん(作家)

3人の心理戦に最後までH2D2(ハラハラドキドキ)でセイでしょ~。今年観た映画の最高フォー!!
――レイザーラモンHGさん(お笑い芸人)

おとぎ話を題材にした映画は数多いが、この映画はおとぎ話が何のために呼び起こされるのかを告げようとしている。 ニュースでは判らない、映画でしか体感できない現実が描かれている。
――高橋洋さん(脚本家・映画監督)

このイスラエル映画に「効能あり」とすれば、実は我々観る側のカタルシス(=浄化)か。
なぜなら自分もオオカミだから。しかし、こんなコワい映画を後援してしまっていいのか?イスラエル大使館を挙げて。

――やくみつるさん(漫画家)

善悪の定義とは何か。三人のオオカミたちの動向を通して考えさせられる。
――エスパー伊東さん(お笑い芸人)

普段なら残虐行為など決してできない善良な人間でも、残虐なことを、喜びを感じながら行ってしまえるのが、「復讐」という行為だと思う。そういう意味で、この映画は興味深い。普通の映画は復讐シーンを爽快に描くのに、その怖ろしさを正面から描くのだから。
――津田秀樹さん(心理研究家)

国が変わればこうも違うのか。ハリウッドの手法とはまったく別物、展開がまったく読めない。オオカミは誰なのか、何が嘘なのか、最後の最後ですべての謎が解けるまでは推理を働かせる隙もない。いやー、まだまだ「観たことがない映画」ってある。
――倉田真由美さん(漫画家)

サスペンス映画ってネタが出尽くしたと思っていたが、 この手があったか!とマジで驚愕。イスラエル映画、斬新!
――叶井俊太郎さん(映画プロデューサー)

残酷童話よりも恐ろしい結末に突き進むオオカミたちの物語は、ハイレベルなクライム・サスペンスであり、なおかつ 油断も隙もない濃密なサイコロジカル・ドラマ に仕上がっている。
――高橋諭治さん(映画ライター)

何を、誰を、信じたらいいのか分からないまま、理性をかきむしられる110 分。まさかのラストにとてつもない恐怖が潜む!
――柴崎里絵子さん(カルチャーライター)
本当にたくさんのコメントが寄せられていて、これでも一部分のご紹介なのです。皆さんも、クエンティン・タランティーノ監督の「今年のナンバーワンだ!」という言葉が、嘘か真か、確かめに行ってみては?

映画『オオカミは嘘をつく』は、11月22日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて公開です。
関連記事はこちら⇒http://hs-days.com/bigbadwolves/

監督・脚本:アハロン・ケシャレス&ナヴォット・パプシャド
出演:リオール・アシュケナズィ、ロテム・ケイナン、ツァヒ・グラッド
2013/イスラエル/スコープサイズ/110 分/原題:Big Bad Wolves/R-18

STORY
森の中で起こったある凄惨な少女暴行殺人事件。
刑事ミッキは捜査を進めていくうちに、最重要容疑者を特定する。それは一見温厚に見える宗教学の教師ドロールだった。ミッキは不法な取り調べを行い、その動画を偶然ネット上に流されたため捜査は中止に。しかしドロールの追跡をやめないミッキ。そこへ割り込んできたのは、犠牲者である少女の父親ギディだった。
彼は法律で裁かれないドロールを自らの手で裁くために周到な復讐計画を練っていたのだ─。物語は徐々に取り返しのつかない方向へと進み、3人の男たちは破滅へ向かう。
そして最後の1カット、その衝撃はあなたの想像を必ず裏切るだろう。
© 2013 Catch BBW the Film, Limited Partnership. All Rights Reserved.

 
Return Top