ホラサスDAYS

見た目はホラーなのに泣けると噂の「鬼ナス」って知ってる?

突然ですがみなさん、「小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。」という衝撃的なタイトルの絵本をご存知でしょうか。略して「鬼ナス」と呼ばれるこの絵本、タイトルだけでなくそのビジュアルもなかなか衝撃的なのです。
鬼ナス 非常にジワジワくるものがあります。果たしてこれは誰に向けた絵本なのだろう・・・。「継母にこき使われるシンデレラを、日本風に置き換えた話かしら? シビアな絵本だわー。」なんて思ってしまいますが、これがなんと徳島県で起こった実話を元にした感動物語だというのですから驚き!

内容紹介
とっても優しかったお母さんが、突然鬼のようになりました。 どうして、ボクは独りでナスビを売らないといけないの???今から30年以上も昔・・・実際にあったお話を絵本にしました。

出版社からのコメント
インプレスから初の絵本! “草食系”の若者や、すぐ“凹む”若者、“打たれ弱い”若者が増えている現在、すべての子どもたち、そして、すべての母親・父親に読んで欲しい、徳島県の田舎町を舞台とした衝撃の実話です。

引用元:Amazon

なんと「鬼ナス」の正体は、どの世代にも通ずる万能絵本だったのです。これは今の日本に一番必要な絵本かもしれない・・・。しかしビジュアルがやっぱりホラー。中身を少しお見せしましょう。
鬼ナス みてください、このナスビの躍動感
鬼ナス ナスビの怪物・・・よりも気になるボクの顔。


さらにAmazonさんの商品レビューを、一部抜粋してご紹介。

救世主…ならぬ救世本!
息子はこの春、二度目の大学入試に失敗しました。まさかの結果に、親子共に途方に暮れ、今後の進路を決めかねていました。母として、ここで鬼にならなければ…と、きつい言葉もかけました。息子の為だと思いながら。そんな時、ふと以前に買っていたこの本の事を思い出し、息子に読ませました。途中から泣き始め、最後には号泣でした。母親の愛情が、決して甘やかす事だけではない事、敢えて厳しい言葉をかける事を、少しは理解してくれた様に思います。

2年と5年の息子が読んで号泣しました。
この本を手に取った時、そばにいたのは、絵本をそろそろ卒業しつつある5年の息子と、マンガ大好きの2年の息子、そして絵本世代の5歳の娘。本の表紙のインパクトのある絵と、鬼のようなお母さんに…という題名に、息子二人は食いつきました。ベットに向かう2人の息子に「これ読んで寝なー。」と手渡しました。そろそろ寝たかと思った頃、号泣しながら降りてきた2人の息子。「お母さん、僕らを叱ったりするのは、僕らが強く生きていくための方法を教えてくれてたんだね。ありがとう。」と。あまりの号泣に、驚いた私も、つられて号泣。

引用元:Amazon

なんということでしょう。そのビジュアルからは想像もできないような感動の嵐を、「鬼ナス」各家庭で巻き起こしているようです。タイトルとビジュアルと、中身のギャップの差が激しすぎやしませんか? またそこが、気にならずにはいられない要因なのですけどね。

気になった方はぜひぜひ、お手にとってみてはいかがでしょう?

 
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