ただいま絶賛開催中！　新宿にあるミニシアター、新宿シネマカリテが贈る魅惑の映画祭「カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション」。さて、前回に引き続き、全50タイトルにわたる上映作品の中から、怖い作品をピックアップしてお届けしたいと思います。

前回は、人間ではない怖いモノが登場する怖い作品たちをご紹介しました。ゾンビ、怪物、吸血鬼、セイウチ人間などなど。それはもうバラエティに富んだ怖いモノたちでしたね･･･。

今回は怖い人間が登場するサスペンス作品〈新作〉をまとめてお届けします。本当に怖いのは人間なんじゃ･･･？

▼もくじ
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・『最後まで行く』
・『ネスト』
・『WHO AM I – KEIN SYSTEM IST SICHER』（原題）
・『孤独の暗殺者／スナイパー』
・『善き人に悪魔は訪れる』
・『アナーキー』
・『鰻の男』
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■ 最後まで行く（５月17日～）
絶体絶命の危機･･･もう後戻りはできない、最後まで行くしかない！　殺人課に所属する刑事が、自らのひき逃げ事件を隠ぺいしたことから、次第に追い詰められていくさまを描いたサスペンス・アクション。たったひとつの過ちが、人生を狂わせる―。

劇場公開初登場から５週連続１位、2014年の年間興行収入でも10位（※韓国映画対象）と、韓国で大ヒットを記録した本作。主演をつとめるのは「コーヒープリンス１号店」で人気を博し、その後、実力派俳優まで上りつめたイ・ソンギュン。『悪いやつら』のチョ・ジヌン、『７番房の奇跡』のチョン・マンシクなど、豪華キャストが脇を固めます。



公式サイト：http://www.albatros-film.com/movie/saigomadeiku/
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■ ネスト（５月25日～）
そこは迷い込んだら二度と出られない“女の巣”。スペインの鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシアが製作を手掛けたサイコスリラー！　舞台は1950年代のマドリード、アパートの一室でふたりきりで暮らす姉妹がいた。妹は花のように美しく成長するが、姉のモンセは精神が疲弊し自宅に閉じこもる日々。それでも、慎ましくも幸せな生活を送っていた。あの日、一人の男がこの部屋に迷い込むまでは―。



© 2014 POKEEPSIE FILMS Y NADIE ES PERFECTO ENTERTAINMENT


■ WHO AM I – KEIN SYSTEM IST SICHER（原題）《５月30日：先行プレミア作品》



危険な世界に手を染めた青年の行く末･･･。正体不明のハッカー集団CLAY（Clowns Laughing @ you／ピエロは笑ってる）から、仲間にならないかと誘いを受けた青年。彼らはやがて危険な陰謀の世界へハマっていき、警察とマフィアに追われるハメに･･･。ドイツのエレクトロ・ユニット、ボーイズ・ノイズが楽曲を提供した、ドイツ発のサイバー・スリラー！

コンピューターに対して並はずれた知識を持つ主人公の青年、ベンジャミンを演じるのは、『ルートヴィヒ』『コーヒーをめぐる冒険』のトム・シリング。



■ 孤独の暗殺者／スナイパー（５月30日～）
愛する家族を守るため、俺は暗殺者になった―。家族を守るためにヒットマンとなった、射撃チャンピオンの孤独な戦いを描く、フランス製サスペンスアクションスリラー。本国に先駆けてのワールド・プレミア！



©2014 ICONOCLAST-GAUMONT


■ 善き人に悪魔は訪れる（５月31日～）
知らない人を家に入れちゃダメ、ぜったい。静かな郊外の一軒家。嵐の夜にベルが鳴り、電話を貸してくれと見知らぬ男が訪ねてきた。住人である主婦は、親切心からその男を家に招き入れるが、実はそれが逃亡中の凶悪犯で･･･。惨劇の夜が今、始まる―。昨年９月に全米初登場No.１ヒットを記録したサスペンス・スリラー。

『パシフィック・リム』『マンデラ 自由への長い道』などに出演し、高潔なイメージの強いイドリス・エルバが、本作では狂気の殺人鬼を熱演し新境地を開拓！　殺人鬼に対立し、白熱のバトルを繰り広げる主婦には、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたタラジ・P・ヘンソン。



公式サイト：http://yokihitoni.com/
©2014 Screen Gems, Inc. All Rights Reserved.


■ アナーキー（６月13日～）
交錯する思い、入り混じる動機、重大な誤解･･･。マイケル・アルメレイダ監督がイーサン・ホークを主演に迎えた『ハムレット』に続き、再びシェイクスピア劇を映画化！　イーサン・ホークをはじめ、エド・ハリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ダコタ・ジョンソン、アントン・イェルチン、ペン・バッジリー、ジョン・レグイザモほか、超豪華キャストの共演で贈るクライムサスペンス。



©2014 CYM Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.


■ 鰻の男（６月13日～）
中国人とは、韓国人とは、そして日本人とは･･･。脚本・製作総指揮：キム・ギドク×主演：パク・ギウンで贈る、現代韓国のタブーを暴き、アジアの闇をエグり出す問題作！　中国で鰻の養殖業を営む男が、品質検査で水銀が検出された中国産の鰻を、韓国に密入国。そこで彼を待ち受けていたのは、中国に対する強烈な差別、偏見、暴力･･･。そして、残酷なまでの現実と、衝撃の結末が彼を待ち受ける！



公式サイト：http://albatros-film.com/movie/unagino-otoko/
© 2014 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.


２回にわたり怖い作品たちをご紹介してきましたが、気になる作品はございましたでしょうか？　地域限定の映画祭ということで、近くにお住まいの方でないと、なかなか劇場まで足を運べない、劇場で観ることができないということが残念でなりません･･･。悲しいことに、映画祭以外に上映予定のない作品につきましては、DVD化情報などをお伝えできたらいいなと思っております。

近くにお住まいの方は、ぜひぜひ劇場まで！　楽しい映画祭週間をお過ごしください！

「カリコレ 2015」は、５月16日（土）～６月26日（金）の６週間！新宿シネマカリテにて開催です。

©カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2015実行委員会