みなさん、キングレコードから絶賛発売中の「続・死ぬまでにこれは観ろ！－キング洋画100連発！－」は、もうチェックしていますか？　キングレコードが過去に発売してきた超面白洋画たちを、お値打ち価格で再発売しちゃおう！　さらに、３枚買ったらお好きな作品を、どれでも１枚プレゼントしちゃうよ！　という太っ腹なこの企画。チェックしない手はありませんよ。

さて、前回ホラサスDAYSでは、ゾゾゾッとするホラー作品をまとめてお届けしました。それに引き続き、今回はヒヤッとするサスペンス作品を、まとめてお届けしましょう。ホラーとはまたガラッと雰囲気が変わっています･･････


▼もくじ
････････････････････････････････････････
・『アンチクライスト』
・『コントラクト・キラー』
・『トールマン』
・『ヒンデンブルグ』
・『果てなき路』
・『罪と罰 白夜のラスコーリニコフ』
・『第四の核』
・『奪命金』
・『嘆きのピエタ』
・『白い肌の異常な夜』


アンチクライスト
デンマークが誇る鬼才、ラース・フォン・トリアー監督作。子供を失くした夫婦の悲しみと苦悩を、美しく、かつ残酷に描いた、カテゴライズ不能な傑作である。その過激な暴力＆性描写により、過激シーンをカットしたバージョンでしか公開できなかった、または政府の介入により公開自体が中止となった国もあるほど･･･。全世界を賞賛と嫌悪で真っ二つに叩き割り、賛否両論の物議を巻き起こした大問題作を目撃せよ！

© Zentropa Entertainments 2009


コントラクト・キラー
アキ・カウリスマキ監督によるサスペンス・コメディ。突然仕事をクビになり、絶望したアンリ。自殺しきれずにプロの殺し屋“コントラクト・キラー”に自分殺しを依頼するが、その直後に花売り娘マーガレットと生まれて初めての恋に落ちてしまい･･･。ロンドンの下町を舞台に、ジャン=ピエール・レオーの抑えた演技や、ジョー・ストラマーの名演奏が光る。カウリスマキ監督本人も特別出演してるよ

© Villealfa OY


トールマン
極限の激痛描写と哲学的着想で、ホラーの新時代を拓いた『マーターズ』のパスカル・ロジェ監督。そんなフランス映画界の悪魔的天才が、世界各地で頻発する幼児失踪事件を題材に描いたサスペンス。本国フランスでは、封切りと同時にメガヒットを記録！　僻地の炭鉱町に『ツイン・ピークス』を思わせる怪しい人間たちが入り乱れるミステリアスな物語は、ショッキングなドンデン返しと共に２転３転を繰り返す。衝撃のクライマックスを、あなたは予想できる？

© 2012 Cold Rock Productions Inc., Cold Rock Productions BC Inc.,Forecast Pictures S.A.S., Radar Films S.A.S.U.,Société Nouvelle de Distribution, M6 All rights reserved


ヒンデンブルグ
実話を基にしたマイケル・M・ムーニー原作の「ヒンデンブルグ号」を、『ウエストサイド物語』の巨匠ロバート・ワイズが映像化。ヒンデンブルグ号爆発炎上事件を驚異のスケールで描くサスペンス・スペクタクル巨編だ。1937年５月３日の朝、フライトの準備が整った大飛行船「ヒンデンブルグ号」に、次々と客たちが乗船する。フォン・シャルニッツ伯爵夫人、作曲家のリード・チャニングと夫人のベス、アメリカの大手広告代理店の重役エドワード・ダグラス、貿易商アルバート・ブレスローとその一家、イギリス陸軍少佐アール・ナピアと友人のエミリオ、アクロバット曲芸のプロ、ジョセフ・スパ･･･。これから、２日半の快適な空の旅がはじまるはずだった･･･。

© 1975 UNIVERSAL PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.


果てなき路
今まで見たことがない、新時代のロマンティック・ミステリー！　田舎町で起こった謎の殺人事件を題材に、映画作りに取り組むミッチェル。その中で彼は主演女優のローレルと恋に落ち、その不可思議な魅力の虜になる。やがて彼の映画作りも事件の謎に囚われて、次第に現実との境界線を失っていく･･･。陰謀、詐欺、野心、欲望、夢そして愛が交錯し、映画は現実へ、現実は映画へと雪崩落ちる。ローレルとは、一体誰なのか？

© 2011 ROAD TO NOWHERE LLC.


罪と罰 白夜のラスコーリニコフ
アキ・カウリスマキ26歳、驚異の処女作。ヒッチコックでさえ映画化をためらったという、不朽の古典文学『罪と罰』を、見事に映像化！　食肉解体工場で働く青年・ラヒカイネン。彼は、ある日殺人を犯す。警察はある情報をもとに事件を怨恨の線から洗い出そうとするが、容疑者ラヒカイネンは逃げも隠れもせず、まるでゲームのように警察の追求をかわしていく･･･。

© Villealfa OY


第四の核
「ジャッカルの日」で知られる、フレデリック・フォーサイスの世界的ベストセラーを映画化！　５代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナンが狂気の工作員役で、マイケル・ケインと大激突したサスペンス・アクション。ソ連の工作員が西側に潜入、NATOの米軍基地で原爆を爆発させ、NATOと米国の分断をはかる計画のため原爆を着実に組みたてる。事態に気付いた英国諜報員は、工作員を追うが･･･。

© Fourth Protocol Distributors Ltd. 1987


奪命金
人々は、金を手に入れたいという欲望にかられ、投資やギャンブルで一攫千金を夢見る。そして、天国か地獄のどちらかに足を踏み入れることに･･･。そんな人間の金に対する欲望が起こした事件に巻き込まれる男女を、世界の金融都市のひとつである香港を舞台に描いたサスペンスドラマ！　大きな金融の世界に振り回される、香港の一般市民たち各々の点を描きながら、最後には線につながる演出で人々の悲喜こもごもな運命を描く。

© crescendo films 2010


嘆きのピエタ
第69回ヴェネチア国際映画祭－。並みいる強豪を抑え、最高賞である金獅子賞に輝いたのは、キム・ギドク監督作品『嘆きのピエタ』だった。本作は、衝撃に次ぐ衝撃！　二転三転の展開！　過激な描写！　それなのに、想像を絶する美しくも切ないラストシーンに、世界が涙した話題作。天涯孤独に生きてきた借金取りの男と、男の母親だと名乗る謎の女。初めて母の愛を知った男を待つ、衝撃の真実とは？　この愛は、本物か、偽物か･･･

© 2012 KIM Ki-duk Film.All Rights Reserved.


白い肌の異常な夜
監督ドン・シーゲル＆主演クリント・イーストウッド。『ダーティハリー』を頂点として、５本の作品でパートナーシップを組んだ最強コンビの３作目にして、ともにそのコラボレーションの最高傑作と公言するゴシック風スリラー！　さらに、イーストウッドが劇中にて他人に殺される唯一の作品（しかも足を切断され、毒キノコで）という、非常に珍しくも貴重な一作なのだ。女の園に足を踏み入れたひとりの男。そこには恐怖の惨劇が待っていた･･･

© 1970 Universal Pictures and The Malpaso Company. All Rights Reserved.


いかがでしたか？　気になる作品はありましたか？　ホラサスDAYSでは、ホラーとサスペンス作品を中心にご紹介しましたが、これはラインナップの中のほんの一部。「もっと詳しく知りたい！」という方は、ぜひぜひ公式サイトまで。近々ホラサスDAYSでは、みなさまにプレゼントのお知らせをお届けできることでしょう。お楽しみに。

公式サイト：http://korehamiro-kingvideo.com/