一昨年、「ホラー映画からの卒業宣言」が、ホラーファンのみならず、世界の映画ファンに大きな【悲報】として衝撃を与えた、ホラー映画界のプリンスことジェームズ・ワン監督。
その発言に注目が集まるジェームズ・ワン監督の映画最新作は、ド派手なカー・アクションが話題の『ワイルド・スピード ＳＫＹ ＭＩＳＳＩＯＮ』(15)ですが、その前にここで改めて、ジェームズ・ワン監督について、おさらいしておきましょう！
大学時代の盟友、リー・ワネルと共に、一本のパイロットフィルムをつくり、オーストラリアからハリウッドに殴りこみをかけたジェームズ・ワン。
単に脚本を売り込むのではなく、無謀にも「ジェームズ・ワンが監督、リー・ワネルが主演」する事を条件に突撃するという、『ロッキー』のスタローン状態を二人三脚で再現し、見事『SAW』(04)を創りあげたのは有名なお話。
「謎の殺人鬼」と「死のゲーム」というプロットが、その後の映画・テレビに大きな影響を与えたのは、みなさんご承知のとおりだと思います。その後『SAW』はシリーズ化されました。
正直、当時そのアイデア性から一発屋的に思われましたが、『SAW』から一転、今思えば現在に続くクラシックホラー回帰の原点となった『デッド・サイレンス』(07)、そして『狼よさらば』のチャールズ・ブロンソンをスキンヘッドのケビン・ベーコンとして蘇らせた『狼の死刑宣告』(07)で、映画監督としての力量を証明します。
そして、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのオーレン・ペリと夢のタッグを組んだ『インシディアス』(11)では、主演にパトリック・ウィルソンを迎え、今に続くクラシックホラー路線の決定打となりました。
勢いに乗るジェームズ・ワンは、その路線をより明確にし、かつてのエクソシズムの名作と同じく、禁断の実話を元にした映画作品に挑みます。それが『死霊館』(13)です！実在の心霊研究家の夫婦を描く本作では、再度パトリック・ウィルソンを主演に起用し、大ヒットを記録しました。
怖さはもちろん、作品としても高く評価され、何より2013年度のクエンティン・タランティーノが選ぶベスト10にも、ラブコメやドラマ、SF作品が強い傾向の中、唯一選出されたホラー作品として名を残しました！
続く『インシディアス 第2章』(13)も監督し、今やジェームズ・ワンは名実ともにハリウッドの売れっ子映画監督の仲間入りを果たしたのであります！
現在公開中の、『死霊館』のスピンオフ『アナベル 死霊館の人形』(14)では製作を担当し、まさに出世街道まっしぐらのジェームズ・ワン。監督作としては 『ワイルド・スピード ＳＫＹ ＭＩＳＳＩＯＮ』が非常に楽しみではありますが、同時に前述の「ホラー引退宣言」を非常に残念に思っていた方も多かったのでは？
しかしここで【朗報】が！
何とジェームズ・ワンが『ワイルド・スピード ＳＫＹ ＭＩＳＳＩＯＮ』の撮影が終わりポストプロダクションの最中、『死霊館』の続編のアイデアが閃いたとのこと!!
そして、自らメガホンを取ることが決定いたしました！もちろん主演はパトリック・ウィルソン！
これでホラーファンも一安心といったところでしょうか。
全米公開予定は2016年とのことで、それまで待てないあなた！、今やハリウッドを代表する監督となったジェームズ・ワン監督最新作『ワイルド・スピード ＳＫＹ ＭＩＳＳＩＯＮ』を、ある意味安心して!?、楽しもうじゃありませんか!!
ということで、改めてみなさまには、『ワイルド・スピード ＳＫＹ ＭＩＳＳＩＯＮ』で今回新しく解禁された情報と写真をご紹介いたします！
すでにタイトルのとおり、空中からのカー・ダイブが話題となっていますが、今回解禁されたのは衝撃のカー・ジャンプシーン!!
高層ビルからビルへ飛び移るという、前代未聞のカー・アクションを披露していますが、何とこのシーンで使用されている車はWモーターズの「ライカン・ハイパースポーツ」で、
340万ドルもの値段がつけられている超高級なスーパーカー！
今回も本物の迫力とスピードを生み出すために、カー・ジャンプシーンに限らず、ド派手なカー・アクションは実際に車をジャンプさせて撮影しているとのことで、いったいどこまでやってくれるんだ、ジェームズ・ワン！
一回りも二回りも大きくなったジェームズ・ワン監督の映画に、期待は膨らむばかりですね！
前作でドミニク達と激しいバトルを繰り広げたオーウェン・ショウ（ルーク・エヴァンス）の兄であり、一国の軍隊と変わらないほどの兵力を持つシリーズ史上最強の敵、イアン・ショウ（ジェイソン・ステイサム）が、東京でハン（サン・カン）を襲撃。弟の仇を打つべくドミニク（ヴィン・ディーゼル）たちの前に立ちふさがる。
元・特殊部隊の暗殺者であり、格闘でもあのホブス（ドウェイン・ジョンソン）と互角に渡り合うほどの圧倒的強さをもつイアン。
そんな強大な敵を前に、ドミニクら最速メンバーは最後の戦いに挑む。
原題：FAST & FURIOUS 7 （全米公開：2015 年4月3日）
監督：ジェームズ・ワン 「ソウ」シリーズ、「デッド・サイレンス」「インシディアス」
脚本：クリス・モーガン
製作：ニール・モリッツ、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル
製作総指揮：サマンサ・ヴィンセント、アマンダ・ルイス、クリス・モーガン
キャスト：ヴィン・ディーゼル（ドミニク）、ポール・ウォーカー（ブライアン）、ドウェイン・ジョンソン（ホブス）、ミシェル・ロドリゲス（レティ）、ジョーダナ・ブリュースター（ミア）、タイリース・ギブソン（ローマン）、クリス・リュダクリス・ブリッジス（テズ）、エルサ・パタキー（エレナ）、ルーカス・ブラック（ショーン）、ジェイソン・ステイサム、ジャイモン・フンス―、トニー・ジャー、ロンダ・ラウジー、カート・ラッセル
公式サイト：http://wildspeed-official.jp/
Facebook：https://www.facebook.com/Wild.Speed.jp
Twitter：https://twitter.com/WildSpeed_jp
4月17日（金） 全国ロードショー 配給：東宝東和
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