センセーショナルなシチュエーションによって、累計200万部を売り上げた山田悠介氏のベストセラー小説「リアル鬼ごっこ」。中高生を中心に人気を博したこの作品が、鬼才・園子温監督の手により再び映画化! ズバリ園子温版『リアル鬼ごっこ』が、ただいま絶賛公開中でございます。
さて、お届けするのは『リアル鬼ごっこ』の本編・・・ではなく、このどこまでも拡がる「リアル鬼ごっこ」の【はじまり】を描いた、オリジナル配信ドラマ【エピソード0】(「リアル鬼ごっこ ライジング」)のお話です。
朝倉加葉子監督作品 『佐藤さんの正体!』
こちらのオリジナル配信ドラマは、新進気鋭のスリラー・ホラー3大監督が集結し製作されたもの。『先生を流産させる会』『パズル』の内藤瑛亮監督からはじまり、『クソすばらしいこの世界』の朝倉加葉子監督、『へんげ』の大畑創監督という、2013年に劇場作品デビューを飾った若手同世代の<旗手>が勢揃い! (「リアル鬼ごっこ ライジング」は、J:COMオンデマンド、auビデオパスほかにて配信中)
そしてこのたび、内藤・朝倉・大畑監督の緊急座談会を開催! 「リアル鬼ごっこ ライジング」のお話しはもちろんのこと、ご自身にとってのホラー映画というものについても、たっぷりと語っていただきましたよ。それではどうぞ!
ホラー体験のはじまりは、幼少期に
-ズバリ! 何故ホラー映画を撮るのでしょう? 撮りたいと思ったきっかけなどを教えて下さい。
朝倉加葉子監督(以下/朝倉):自分で映画を作るってなると、ちょっと“体温の高いもの”というか、“高くなるもの”を作りたいなと。普通のドラマでもホラーでもサスペンスでも、なんかこう“ワッてなる瞬間”がある話にしてしまう。
子どもの頃、全然ホラー映画が苦手で、ちょっとうっかり見てしまった瞬間に、ものすごい体温が上がって失神寸前になる、みたいな子供時代を過ごしてきてて、それが大人になってホラー映画が観られるようになった瞬間から、ホラーっていうものがすごい楽しみに一瞬で変わってしまった。
その体験が忘れられないというところがあって、そういう(体温が高くなる)ものが面白いものだ! っていうのを信じてるみたいなところがありますね。
-その「怖い」から「楽しみ」に変わった瞬間はいつですか? きっかけは何だったんでしょう?
朝倉:18歳くらいのときです。『悪魔のいけにえ』でした。王道を観てみようと(レンタルビデオを)借りてみたら、普通に超面白くて、びっくりしちゃいました。そこから、それまでぜんぜん観ていなかった(ホラーの)名作、スラッシャー系の洋画を重点的に観ました。
小学校のとき、映画館で唯一ワンシーン観たのは黒沢(清)さんの『スウィートホーム』。友だちと観に行って、怖くて一人で映画館を出ました(笑)
-内藤監督は?
内藤瑛亮監督(以下/内藤):母親の影響が強いです。僕は元々漫画好きで、それも親の影響ですが、手塚治虫全集や永井豪を読んで育ったんで、同級生の友だちが好きな漫画が全然信用出来なくて(笑) 親が良いって言うものが良いっていう。
-サラブレッドですね!
内藤:(笑) で、母と父も映画が好きで、映画館が無いような田舎町なので、毎週末レンタルビデオを借りてきてて、段々興味持ち始めて、母親に「じゃあ何から観たら良い?」って話したんですよ。ちなみに、母親が好きな映画は、例えば『スターシップ・トゥルーパーズ』とか。
-ほー(笑)
内藤:封切りのときに『悪魔のいけにえ』とブルース・リーの『燃えよドラゴン』を2本立てで観てるような、「(映画)秘宝」っぽい感性を持った母親で(笑) 嫌いな映画がジブリ、(ジャン・リュック・)ゴダール、『スター・ウォーズ』とかそういう人。当時『世にも奇妙な物語』が好きだったんで、怖い映画が観たいって言ったら、じゃあ『チャイルド・プレイ』と『エルム街の悪夢』を観なさい、みたいな。
-やさしいお母様ですね(笑)
内藤:そっから入ったんですよ。で、小6くらいだったんで怖かったんですよね、『チャイルド・プレイ』も。だから、ああいうコミカルなキッチュな要素があるホラーっていうのがやっぱり一番土台にあって、それが血肉になってますかね。
映画美学校に入って最初に映画を撮ろうってなったとき、『牛乳王子』っていうある種キャラクター化された、ちょっとファニーな殺人鬼ものをやりたいってなったのは、多分、フレディ・クルーガー(『エルム街の悪夢』)とチャッキー(『チャイルド・プレイ』)が元に入ってるかなっていう感じです。
内藤瑛亮監督
-では、大畑監督お願いします。
大畑創監督(以下/大畑):僕も内藤君のところほどではないですけど親が映画好きで、まだ3~4歳にも関わらず『(スター・ウォーズ)ジェダイの帰還』とか『グーニーズ』とか観に行かせられて。・・・あれ名前なんだっけな、トロースだっけな?
-スロースです! 彼のせいで『グーニーズ』は現在地上波で放送出来なくなったと噂の。
大畑:あれ見てもう怖くて号泣して。あとダース・ベイダーが怖すぎて泣くみたいな。劇場に泣く子を連れてってた(笑) 当時観たときは内容はあんまり理解してなかったですけど、映画ってそもそも怖いなっていうのを思っちゃったのかも、無意識に。
-なるほど。
大畑:で、何でホラーなのかっていうと、僕が小学生くらいの時に宮崎事件とかがあって、ホラー映画ってあんまり観ちゃいけない、不謹慎なものっていうのがあって。当時『ポルターガイスト』がビデオで出たくらいで、友だちの家に行って、怖い映画見つけたぞって観せてくれたんですね。あの顔が崩れるところとか怖いなって皆で騒ぎながら観てて、親が帰ってきて、止めろ止めろ止めろ! みたいな(笑)
あ、これ観ちゃいけないものなんだ、みたいな感じでホラー映画を捉えてました。そして高校生くらいになって、それまでにもハリウッド映画とかホラー映画とか色々観てはいたんですけど、一番これ気持ち悪いなって思ったのが高橋洋脚本の・・・
-高橋洋さん! やっぱり外せないですね(笑)
大畑:『蛇の道』(笑) 黒沢(清)さんのを観て、こんな気持ち悪い映画があるのかって。あれは幽霊とか化け物は出てこないんですけれども、哀川翔が人間なのに気持ち悪い(笑)
かといって、いわゆる“人間が幽霊よりも怖い”みたいな安易な映画にもなってなくて、人間なんかよりも本来恐ろしい幽霊や化け物という存在、よりも怖いっていうような表現が、ホラー映画でも出来るんだっていう洗礼を受けました。どこか、あの境地に近づけたらなっていう感じで映画を作ってると思います。『蛇の道』は黒沢さんの中で一番好きなんですよね。
-では、きっかけは『蛇の道』だったということですか?
大畑:映画を作ろうと思ったきっかけはそうかもしれない。ホラーにふれたきっかけは違うかもしれないけど、何故ホラー映画を撮るのかっていうことで言われれば『蛇の道』かもしれないですね。
大畑創監督
トラウマ映画との出会い
-次にみなさんのトラウマ作品をお聞きしたいと思います。
大畑:おばあちゃん家で観た『悪魔が来りて笛を吹く』。テレビで観て・・・
朝倉:あーそれ怖い。4DXじゃないですか。
(一同笑)
大畑:小学校低学年くらいですかね。殺人事件のお話だってのは分かるんですけど、それ以上に画が全部怖いっていうか。
-西田敏行さんが金田一耕助を演じた、1979年版の東映映画ですね。内藤監督は?
内藤:僕は『ザ・ブルード(/怒りのメタファー)』。(デヴィッド・)クローネンバーグの。それも母親がクローネンバーグの中で私はこれが一番好きみたいなこと言うんで。
(一同爆笑)
内藤:怖かったのが、お母さんの話ともリンクしてて、母親がずっと子ども嫌いだったっていう話をよくしてたんです。で、いつぐらいまで嫌いだったの? って聞いたら、「アンタがお腹の中にいたときも嫌いだった。だから自分の子どもを好きになれるかちょっと不安だった」って(笑) 「でも産んでみたら大丈夫だったよ」って言ってて(笑)
-それまんま『ザ・ブルード』のサマンサ・エッガーじゃないですか!!
(一同笑)
内藤:ギリギリじゃねえかって思ったんですけど(笑) 『ザ・ブルード』はお母さんが奇形児を産む話で、旦那さんが奇形児とはいえ妊娠している嫁さんを絞め殺すじゃないですか。これはどういうつもりで俺に勧めたんだろう(笑) っていうのも含めて怖くて。
(一同笑)
一回観た限りだったんですが、『先生を流産させる会』を撮った後くらいに観直したんですよ。そしたら奇形児の子どもたちが学校に行って先生を無表情で殺すところがあるんですよね。『ザ・ブルード』の影響があったんだなぁと思って。それって気付かなかったですね、自分でも。絶対刷り込まれてる(笑) だからトラウマだなと。
-表現で出ちゃってたんですね。『ザ・ブルード』を観たのはおいくつのときですか?
内藤:多分、小6だと思います。
-ではやっぱりみなさん小学生のときにトラウマムービーと出会ってるんですね。
内藤:あと、最近になってタイトルが分かったのが、岸田今日子の『この子の七つのお祝いに』。子どもの頃観てずっとタイトルが分からなかったんですが。僕が中一くらいで、堂本剛の『金田一少年(の事件簿)』が流行ってて、どうやら金田一耕助の映画があるらしいってことで、ビデオ屋に行ったら間違えてそれを借りたんですよね。畳に血が・・・、アレだいぶ朱色の血じゃないですか、それが怖くて。
あと、あの歌声! 子守唄が怖かったなぁっていうのを覚えていたんです。で、なかなか金田一耕助出て来ねえなって(笑) 思ったまんま嫌な思いをした作品。あれ確か実のお母さんじゃない人に育てられてたんですよね。騙されて復讐しちゃったみたいな話で、それも本当に嫌だなあと思って。で、最近、増村(保造)の作品をいくつか観てたときに、あっ、これだったのか! と思ったんです。
-中学時代にもトラウマがあったと(笑) 朝倉監督は『スウィートホーム』ですか?
朝倉:劇場では。テレビでは、家でうっかり観てしまって、しかも最後まで観てしまった映画があるんですけど・・・。私がこうこうこういう映画だと説明すると、大体、それは『スクワーム』だねって言われるんですよ。ただ『スクワーム』をその時期、その年代にテレビで放映したっていう事実が無いっぽくってですね・・・。
内藤:高橋洋的な(笑)
朝倉:そうなんですよ! その筋の猛者に色々聞いたんですけど・・・。
朝倉加葉子監督
-『スクワーム』はテレビで何度かやってはいますが、深夜ですか?
朝倉:私、『それ』を観たときは愛媛県の松山に住んでいて、且つ昼間に観たんですよ。本当に子供だったんで。『それ』はかなり衝撃でしたね。で、私の『スクワーム』は最終的には街が全滅するんですけど。
-違う終わり方ですね。そんなバージョンありましたっけ?
内藤:朝倉さんの記憶の中で、ですよね(笑)
朝倉:(笑) 私の『スクワーム』は街は全滅するんですよ。で、私の『スクワーム』はちょっとデカいんですよね(笑)
-違うんじゃないでしょうか、それ
(一同笑)
朝倉:じゃあ逆にその映画は何だ!? っていうのがずっと分からないんです。
-やっぱり朝倉監督も高橋洋さんと精神的に繋がってるんじゃないでしょうか(笑) 『シェラ・デ・コブレの幽霊』は何パターンもフィルムが存在したと言われる幻のホラー映画で、予告編が幼少期の高橋洋さんに影響を与え『女優霊』や『リング』の礎となりました。
朝倉:たぶん、私は6歳とかです(笑)
全員一致! ホラー映画のナンバーワン
-色々あって難しいとは思いますが、敢えてあげるホラー映画のナンバーワンは何でしょう?
朝倉:私は『悪魔のいけにえ』ですね(即答)
大畑:これとられたらな~。
朝倉:内藤君はチャッキーですか?
内藤:う~ん(悩む)
大畑:じゃあ僕は『死霊のえじき』で。
-『Day of the Dead』!?
大畑:はい。日曜朝にテレビで、劇場公開中映画の予告編をやるみたいな番組があって、『死霊のえじき』の予告編もやってたんです。『死霊のえじき』は予告編が怖かったんですよ、当時、ゾンビも観たことなかったし。
で、エレベーターで地下に大量に降りて来るじゃないですか。予告編では逆になってるんですよね、あれ。地下から大量にゾンビが上がってくるようになってる。それが怖くて、うわっゾンビ来よる! みたいな(笑) 何かその予告編がすごい鮮烈に覚えていたんですが、本編観たら違うっていう(笑) その辺のテレビで観ちゃった感もあるし、そこが怖かったですね、なんか。
-それって、『Day of the Dead』のトレーラーってことになっちゃいますが(笑) 自分にとってのホラー映画でお願いします。
大畑:『悪魔のいけにえ』でしかないですからねえ。
内藤:俺も『悪魔のいけにえ』かな。
(一同笑)
三人:全員同じ(笑)
ナンバーワンって言われたらね。
確かに
大畑:『リング』とか言えば良いのかもしれないけど。
(一同笑)
-『悪魔のいけにえ』で全然いいですよ。今度10月に4Kリマスター版が新宿ピカデリーでやりますから。
朝倉:えっ!
内藤:そうなんですか!?
-16ミリで撮った荒い映像の良さがありましたが、4Kリマスターでは映像がビビットになり、手前と奥のフォーカス送りもよく分かるそうです。まるっきり別の映画体験だそうですよ! アナログの味とデジタル化の功罪の賛否はあるかと思いますが、さらに音声もクリアになっているそうです。
朝倉:行かないと(笑)
大畑:『悪魔のいけにえ』で意見統一しました。
内藤:3票入りましたので・・・
-『悪魔のいけにえ』公開時のトークショーにお三方を呼べと?(笑) 『リアル鬼ごっこ』も新宿ピカデリーなので、同時上映の企画なんかも・・・。
朝倉:いやいやいやいや(笑)
(一同笑)
自身の監督作品について
大畑創監督作品 『佐藤さんを探せ!』
-今回の『リアル鬼ごっこ ライジング』の撮影を振り返っての感想をお願いします。
朝倉:まあ皆撮影時間がおしておしておしまくって、お互いに迷惑を掛け合ったっていうのが一番思い出深いですかね。でも、なんかやっぱり3人がデビューが同じで、それ以来だったので、本当に楽しく和気あいあいとツッコミ入れながらやりました。
内藤:この3人でまたやるっていう感覚は、何に例えたら良いのか分からないですけど、何か面白いんですよね。
-全部バラバラな作品ですが、何か相乗効果というか、相互にリンクし合って、内容面で影響されるという訳ではなく、3人でこのプロジェクトをやったっていう感じはしました。
内藤:何だろう、部活? 部活でもないか
大畑:学祭的な・・・
内藤:あー、3つのパートがある学祭をやったみたいな感じですかね。だから、そういうお祭り的な楽しさがありましたね。大畑さんや朝倉さんがやってるところを覗きに行って、ひやかしたり、順調そうですねって嫌みを言ったり(笑) あと、役者さんに声かけて、朝倉さんに怒られるとか。
(一同笑)
-ここを観て欲しいっていうこだわりポイントはありますか?
朝倉:面白くない答えとしては、主演の北浦さん武田さんの演技、映像がきれいなのと音楽かな(笑) こだわりポイントとしては、学校中に何か色々落書きしてるので見てください。ファンタスティックなことになってます。全部見所ですね!
内藤:元になったイメージは、女子高生ふたりがネットにアップしてた動画で、何か分からないけど自分たちでイチャイチャしながらキスし合ってるのを配信してるんです。(本人たちは)決してレズではないと。でも、友だちの様な恋人の様な家族の様な、なんかよく分からない関係性っていうのが、すごい面白いなあと思って。
内藤:だから、今回“少女”と“おにおに”の関係っていうのは、友人でもあり、恋人でもあり、家族でもあるのかなって思って、キスの意味も、友情なのか恋愛なのか性愛なのかよく分からないぐちゃぐちゃになってる感じにしたいなあと。それがふたりの世界としてはすごいファンタジックで美しいものになってるってのが一番目指したかったところで、ぐちゅぐちゅのを舐めてあげてるっていうのも男性目線ではすごいエロいんですけど、ふたりにとってはすごい“健気な関係性”でやれてるんじゃないかなと思っています。そこが見所ですかね。
特に主演の染野さんは、モデルがメインで、演技経験無くてリハーサルのときとかちょっと大丈夫かなって思ったんですけど、二日半くらいの撮影の中でどんどん表情が変わっていって、監督としてすごい快感をおぼえるところですかね。彼女の表情を見て欲しいなと思います。
大畑:僕は今まで子ども主演で映画を作ろうって思ったこと無いんですけど、今回こういう形で映画作ることになって、まあ子どもが主演なんで、シナリオを書いてて、自分の中の幼稚なところが期せずして出たかなと。本当はやっちゃいけないことを楽しんでやっちゃうっていうところ、“無邪気な残酷性”みたいなものが出せたかなと思っています。
で、それに対して、苛められる為に産まれてきたような仁科貴さんがこてんぱんにされるという(笑) そういう、やる/やられるの関係性が面白く出来たかなと思うんで、その辺を見てもらえたらなと思います。
-監督それぞれが考える、それぞれの作品のここが怖いっていうポイントっていうのはどこでしょうか?
内藤:やっぱり一番怖いと考えてるのは、主人公の女の子の決断ですかね。それが社会的には成長っていう意味では正しいんだろうけど、怖いなっていう。楳図かずおさんの『ねがい』もごめんねごめんねって言いながらも人形壊すじゃないですか。あそこが悲しいけど、やっぱり怖いなって。
朝倉:主人公にライバルがいることがわかるシーンですかね。あそこはお客さんの体温が高くなるといいなと思って作りました。
大畑:そもそもそんな怖いものでもないつもりで作ってたんで、怖いかどうか分からないですけど、子どもたちが「あの殺人犯を捕まえようぜ」ってなったときに、「あっ塾忘れてた、帰ろう」ってあの感じ。ちょっと笑える様なところかもしれないんですけど(笑)
内藤:怖いですよね(笑)
大畑:怖いとは違うかもしれないですけど、ずっこける感じっていうか。ついさっきまで熱中していたものさえ、実はどうでもいいと思ってる感覚というか。ということは、実は全てをどうでもいいと思ってて、そういう奴が一番怖いかも。あそこのあの子どものノリっていうのを見てもらえたらなっていうと思います。
-本日は、ありがとうございました
普段から仲良しというだけあって、とっても和気あいあいとした座談会でした。今年の10月に『悪魔のいけにえ』が4Kリマスター上映されるという、思わぬビッグニュースも飛び出しちゃったりして。
「リアル鬼ごっこ ライジング」は、J:COMオンデマンド、auビデオパスほかにて配信中です。
作品のご紹介
■ 大畑創監督作品 『佐藤さんを探せ!』(33分)
モンスターホラー『へんげ』で脚光を浴びた新鋭監督・大畑創が挑む【スピード・スリラー】。13歳の大型新人・竜跳が、原作のあの“○○”ではないか? を演じ、小学生の大群を操り、殺人鬼【佐藤さん】捕獲の総攻撃を仕掛ける。
■ 内藤瑛亮監督作品 『佐藤さんの逃走!』(44分)
『先生を流産させる会』『パズル』で脚光を浴びた新鋭監督・内藤瑛亮が挑む【グロテスク・スリラー】。たった3人の限定された登場人物は、15歳の新人・染野有来、萩原みのり、さらにTVドラマ「流星ワゴン」で西島秀俊の息子役を演じ注目の横山幸汰。
■ 朝倉加葉子監督作品 『佐藤さんの正体!』(40分)
『クソすばらしいこの世界』で脚光を浴びた女性新鋭監督・朝倉加葉子が挑む【ラヴ・スリラー】。『誰も知らない』で鮮烈なデビューを飾った北浦愛と、人気急上昇の武田玲奈が、追う・追われるの倒錯した少女だけの鬼ごっこを繰り広げる。