ホラサスDAYS

サスペンスの王道の中に炸裂するバイオレンス×アクション!

『ザ・レイド』を生み出したインドネシアから新たなるアクション映画が誕生。今度は娘を護る母の戦い!シングル<ウォリアー>マザーのサラが、襲い来る敵を叩き潰す!!

サラ
娘のために戦う母サラの活躍を描くアクション映画『SARAH サラ』が、いよいよ2月7日(土)よりシネマート六本木で公開されます。ド派手な銃撃戦に、街中を疾走するカーチェイス、そして最強格闘技シラットが炸裂するアクションがウリの本作ですが、母娘が共に逃げる逃亡劇が基本プロットです。
撃って殴って車をぶつけるだけのアクション映画とあなどるなかれ。サスペンス好きなら、お約束の襲撃と逃亡の妙技の数々が、ある意味安心して(!?)楽しめます!

いきなりの襲撃で逃亡を余儀なくされた母娘、その逃亡の最中に明かされる衝撃の真実!、映画的に決して安全でないセーフハウスでつかの間の休息・・・、そしてやっぱり襲撃されての脱出!と、サスペンスの王道にお腹いっぱいの出来になっています!サラ 悲しき母娘の真実!二人の母親が愛憎に火花を散らし、男どもに情け容赦ない血の雨を降らす!!

また、本作で重要なキーになるのが、母と娘の関係。これまで戦うヒロインは数多くいましたが、まるで強化人間かアメコミのような非現実的な超人ばかりで、女性である必要がないものもありました(ホラー含めて興行における性的魅力の必要性を除く)。
しかし、本作で戦う女性は「愛する我が子のため」という万国共通に納得できる理由がリアルです!その正当性と共感をもった母の拳は、何より立ちふさがる巨悪を叩きのめす破壊力と説得力を持っています!!サラ 爆走する白いTOYOTAマークⅡ!黄色い蜂なんかに負けない?『ワイルド・スピード』ばりの壮絶カーチェイス!!

そして、本作ではカーチェイスも見所のひとつ。娘と逃げるため、主人公のサラが用意し乗り込んだ逃走車は、往年の名車トヨタの二代目『マークⅡ』(1974年モデル)!!
丸目のヘッドライトと美しいフォルムが印象的な車ですが、映画好きならどっかで見たことあるような・・・。
そう、実はこの車種、米シボレーの『カマロ』のパクリというか、まあ、お顔からとてもよく似てらっしゃいます。カマロといえば、『トランスフォーマー』に出てくるバンブルビーがスポーティーな黄色い蜂さんで有名ですが、こちらは家族に優しい真っ白なセダンです!
また、日本車をフィーチャーした映画として『ワイルド・スピード』がありますが、あちらも主人公はトヨタ車に乗っていました。
車ひとつとってもハリウッド映画と意外な共通点や対照的な部分があったりして、銃や格闘技、プロットなども、観る人によって色々発見する楽しみがあるかも!?

銃撃戦、格闘戦、カーチェイスといったアクションを、サスペンス仕立てのプロットにうまく詰め込んだ本作。
上映時間も90分と少しと、大作の合間にもサラッと観れます!?



『SARAH サラ』
監督/脚本/プロデューサー:ヘルフィ・カルディット
出演:ドミニク・ディヨセ(サラ)、サラ・サンガン・カーター(パキタ)、ティオ・パクサデウォ(オスカー)、ベリンダ・カメシ(マルシャ)
配給/宣伝:チャンス イン
2014 年/インドネシア映画/カラー/シネスコ/ステレオ/94 分
原題: GUARDIAN
2015年2月7日(土)シネマート六本木 他 順次公開

STORY
武術インストラクターのサラは、娘のマルシャと2人で暮していた。しかし、ある日突然、何者かに家を襲撃され2人は命からがら脱出する。その黒幕は犯罪組織のボスから今や政治家となったオスカー。事態を予想していたサラに対して不信感を持つマルシャ。時を同じくして、オスカーの元妻パキタも2人を追う。オスカーとパキタのターゲットは、サラではなくマルシャだった・・・。
果たしてサラは、次々に襲いかかる敵を倒し、マルシャを護りぬくことができるのか!?そして明かされる衝撃の真実とは!?
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