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【キム・ギドク製作・脚本】映画『鰻の男』の気になるあらすじ!

鰻の男 脚本・製作総指揮:キム・ギドク×主演:パク・ギウンで贈る、現代韓国のタブーを暴き、アジアの闇をエグり出す問題作! 映画『鰻の男』が、「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション 2015」にて6月13日(土)より公開されることが決定いたしました。

本作は、『嘆きのピエタ』『メビウス』など、数々の問題作を生み出してきた鬼才キム・ギドクが、主演に『シークレット・ミッション』のパク・ギウン、監督に『レッド・ファミリー』のプロデューサーであるキム・ドンフを迎え、5年の歳月をかけて作り出した意欲作。

“中国と韓国の鰻の問題”にスポットを当てながら、“中国人とは、韓国人とは、そして日本人とは・・・”というテーマを裏に据えて、人間とは何かという問題を観客に訴えかけます。

物語の主人公は、中国で鰻の養殖業を営む男・チェン。しかし、品質検査で水銀が検出されたことにより、韓国への輸出が禁止されてしまいます。そのことに納得がいかないチェンは、中国産の鰻の安全性を訴えるため、危険を冒しその鰻を韓国に密入国。そこで彼を待ち受けていたのは、中国に対する強烈な差別、偏見、暴力・・・。そして、彼の怒りがさらなる悲劇を招く―。中国から来た“鰻の男”を待ち受ける、残酷なまでの現実と衝撃の結末とは!?

「食物に対する偏見は、食物が作られた国に対する偏見でもあるのではないかと思います。」

―キム・ギドク(東京国際映画祭公式上映にて)

アジアの闇をエグるだけでなく、我々の心もエグられてしまいそうな予感・・・!
映画『鰻の男』は「カリコレ 2015」内にて、6月13日(土)より公開です。
鰻の男鰻の男 ~東京国際映画祭上映作品/ロッテルダム国際映画祭招待作品~

監督:キム・ドンフ『レッド・ファミリー』
脚本・製作総指揮:キム・ギドク『嘆きのピエタ』『メビウス』
撮影:イ・チュニ『レッド・ファミリー』
編集:パク・ミンソン
音楽:パク・ヨンミン
製作:キム・スンモ『嘆きのピエタ』『メビウス』

出演:パク・ギウン『シークレット・ミッション』「フルハウス TAKE2」
ハン・チェア/イム・ファヨン

2014年/韓国/韓国語/原題:Made in China/STEREO/カラー/100分/16:9ビスタ

STORY
汚染された鰻のように、俺も汚れた人間なのか―。

中国で鰻の養殖業を営むチェン。しかし、品質検査で水銀が検出されたことにより、韓国への輸出が禁止されてしまう。
その結果が信じられないチェンは、安全性を訴えるために鰻を持って韓国に密入国する。しかし、なんとか再検査にこぎつけたものの、結果は同じだった。食品安全庁の女性監視員ミは、茫然自失となったチェンを自分の部屋に招き入れ世話をするようになる。ミもまた心に闇を抱え、チェンと恋人のように触れ合う事で、自らを慰めていた。その後、チェンはミの紹介である倉庫の警備員の仕事に就くが、そこで驚愕の事実を目の当たりにする…。
© 2014 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.

「カリコレ 2015」は、5月16日(土)~6月26日(金)の6週間!新宿シネマカリテにて開催です。

「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」
■ 開催期間:5月16日(土)~6月26日(金)6週間!
■ 開催場所:新宿シネマカリテ(〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目37-12 新宿NOWAビルB1F)
■ シネマカリテTwitter:https://twitter.com/cinema_qualite
■ カリコレ特設Facebook:https://www.facebook.com/qualicolle15
©カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015実行委員会

 
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